Pioeer CS-E350(パイオニア) 1972年発売エンクロージャー高さ約470mm幅約270mm奥行約215mm(サランネット含む)密閉型ユニット 2way20cmコーンウーハー7.7cmコーンツィーターアッテネータ0dB(mi)〜Flat(Nomal)〜60dB(max)特徴①コスパ重視の今時の既製品では殆どなくなった合板を使用し、ウォルナットの突板にオイル仕上げ。特徴②今時珍しいツィーター。コーンタイプしかもウーハーと同じFBコーン紙、アルニコ磁石、ウレタンエッジ(ウレタンは朽ちたのでフェルトエッジに交換)。特徴③大型フェライトにQの高いコイルを巻いた定損失の少ない、クラスを超えたネットワーク。メンテ内容…開腹して箱と集音剤をそれぞれ1週間陰干、パテ等で傷補修・磨き・ステイン塗装・無色オイルフィニッシュ、ウーハーエッジ軟化処理、ツィーターフェルトエッジ交換、ネットワーク容量チェック・接点磨きと汚れ取り、固定サランネットを取外し式に変更、音出しチェック(エージング)4時間×7日＝28時間。想像以上にエッジ交換が大変でした。こんな小さなウレタンエッジはなくスポンジでは厚いので欧州ビンテージを模倣しました。余りに薄いコーン紙で端に数ミリ亀裂が入りましたが裏にフェルトが貼り付いているので広がる事はなく音質は良好です。今にはない手間と経費を掛けているとはいえ既に約半世紀前の物です。相応に傷・剥がれ・欠け・染み・その補修跡等があります。写真と動作確認の為のYouTube動画をよくご覧いただき、不明点は質問にて納得し、プロフ一読の上、ご検討宜しくお願いします。ttps://youtu.be/LAF5EZg4_80ttps://youtu.be/gHifovpeFDE