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商品説明ご覧いただき嬉しく思います。
素人骨董者ですので何かしら不備があるかも知れませんができるだけ誠実に対応します。よろしくお願いします。
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・・・ 上記の画像は フォトアップで掲載しました ・・・
◎サイズ(全て約)
盃 径9cm高5.3cm高台径4.3cm
盃台 径13.9cm高9cm
高台が収まる部分 径5.7cm深さ2cm
盃を乗せた総高10.8cm
◎重量(全て約)
盃155g
盃台475g
◎付属品
桐箱(二方桟)
包み布・袋(共に格子柄)
メモ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
盃
常の堅手とは違い、初期高麗茶碗的なニュアンスを感じさせるベージュがかった象牙色の素地に貫入が不規則に入った総釉の肌です。
口縁は玉縁で厚みも感じられ口当たりも程良く、抱え込んだ様はまるで井戸脇か雨漏茶碗の如し。(雨は漏れませんが)
探してみても中々見つからず茶碗であれば名碗タイプです。
径9cmと振りも大きく腰が張った半筒に近い碗形なので酒量も入り正に"ぐい呑み" です。
見込は広く茶(酒?)溜まりが一段深くなりセンターに兜巾が出っ張っています。
そこからロクロ目がグルグルと廻り始め立ち上がりにも細かく巡ってきます。
外側部分口縁下にも1本、陽刻線の様にロクロ目が残されワンポイント効いています。
高台際を灰被天目茶碗の如く、ひとヘラくっきり削ってあるので高台のフォルムがはっきりと出ています。
畳付きが太めで風格の有る高台は使い込まれて四ツある目跡が茶色に色付いてます。まるで伝世品の茶碗の様にトロトロになっています。
*キズに付きまして:(写真参照)
口縁 ホツ金直し×1
ニュウ×2
口縁から見込 鳥足ニュウ(内外抜けてます)×1
以下は後天的なキズではない窯キズ:
見込 石ハゼ×1 その他フリモノ少々
見込立ち上がり 釉ハゼ×1
外側 石ハゼ跡×1 釉ハゼ×1
*ニュウから漏れたりはしません。
(時々、病的な程に「ニュウからの漏れ」にこだわる方がいらっしゃるので…)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
盃台(祭器)
全体に貫入が走り、盃よりも色が深くカイラギ的な釉縮れが正に井戸脇の手といったところです。
鍔縁になった口縁部の裏側には段を削り出しています。
高さが5.8cm程ある脚部(高台)の畳付き脇を陶工が持って掴んだらしく指の形に凹んでいます。
脚部(高台)裏は深く削り込まれており兜巾も出てその周りは総釉・貫入とも相まってカイラギ的な釉肌となっています。畳付きには多めの目跡が残されています。伝世味が嬉しい(ほとんど)無傷の1品です。
*目跡剥がしの痕跡はキズとは捉えておりません。また、高台のへこみ(指跡)には上から釉薬が掛かっているのでこれも同様に考えてます。
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盃と盃台(祭器)の関係性:
最初から揃いで作られた所謂"共"では無いと思われます。色合いからみても同色ではない事から判明します。
盃は17~18世紀の手塩皿、盃台は18~19世紀の祭器として作られたのではと推測します。
只、その造形感(作行)や雰囲気が何処か似通っているので後の時代に所有者が上手く組み合わせたのではと思います。
(その前所有者のエッセイ的なメモが入っていたので写真添付しました。因みに前の前の所有者の事が記されてます。)
盃台の凹みに盃の高台が見事に収まった所などは実に均整の取れた美しい姿です。
高麗青磁の輪花盃と盃台のセットは、時たま見かける事があります。
それですら後家合わせが殆どなのに李朝の飲める「盃・盃台」に関しては後家合わせと言えども探してそうそうあるモノでは無い事を大概の骨董好きの酒好きが経験を以って知っている所です。
あとは自分の好みかそうでないか。
自分が持つべきレベルかそうでないか。それだけだと思います。
長々と駄文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございます。
お好きな方に受け継いで頂けたらぐい呑み達も幸せだと思います。
ある程度使って満足したら、一筆したためて次のコレクター(酔っ払い)に引き継ぐのも良し、または箱書きして自分の想いをそこに残すのも良いのではないでしょうか。(ちなみに桐箱には何も書かれていません)
御理解頂きたい事
常識的なやり取りで気持ち良く取引したいと思います。
お互いコレクター・骨董者として愛着のある物を取引するのですから後々良い思い出でありたいものです。
何か疑問点がありましたら入札前に御質問下さい。
送付方法ゆうパック支払方法!かんたん決済(詳細)その他鯨飲後のお願い
愛陶家の方は既に御承知の事と思われますが、酒器使用後は洗浄してから充分に乾かす事をお勧めします。
乾かさずに包み布にくるみ桐箱に収めて仕舞うとカビが発生する可能性が高いです。またビニール袋に入れたりプチプチで包むのも厳禁です。
陶器にカビが発生して色素沈着したら取れません。
(歴代の酔っ払いが)これまで育ててきた景色が全て台無しになりますのでご注意を。
この商品説明はオークション落札相場サイト「オークファン」出品テンプレートで作成されています。
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